キーボードのカスタマイズに興味がある方に向けて、今回はKeychron K8 Pro(JISレイアウト) をSilent 赤軸に変更し、キーキャップをダブルショットPBTに交換した過程を詳しく紹介します。
1. なぜカスタマイズするのか?
Keychron K8 Pro は優れたワイヤレスメカニカルキーボードですが、デフォルトの軸やキーキャップは人によって好みが分かれます。
今回のカスタマイズ理由:
- 静音性を高め、オフィスや深夜の作業でも快適に使いたい
- PBTキーキャップで耐久性を向上させ、手触りを良くしたい
- 自分好みの打鍵感を追求したい
2. 使用したカスタマイズパーツ
🔴 Silent 赤軸(Gateron Silent Red)

特徴:
- 軽い押し心地(45gのアクチュエーションフォース)
- リニアスイッチでスムーズな打鍵感
- 静音性が高く、カチカチ音が少ない
⌨️ ダブルショット PBT キーキャップ

※上段がPBT素材、下段はABS素材
特徴:
- PBT素材で耐摩耗性が高い
- ダブルショット成型で文字が消えにくい
- しっかりした打鍵感で、高級感がある
【参考】PBT素材とABS素材の違い
PBT (ポリブチレンテレフタレート) 素材
🔹 メリット
- 耐久性が高い(摩耗しにくく、テカリが出にくい)
- 表面がざらついており、滑りにくい
- 熱や紫外線に強く、変色しにくい
🔸 デメリット
- 成型が難しく、ABSに比べて高価
- 色の発色がやや落ち着いたトーンになりがち
ABS (アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン) 素材
🔹 メリット
- 成型がしやすく、コストが安い
- 色のバリエーションが豊富で、発色が鮮やか
- 滑らかな表面で打鍵感が軽め
🔸 デメリット
- 耐久性が低い(長く使うとテカリが出やすい)
- 熱や紫外線に弱く、黄ばみやすい
3. 交換手順
🔧 準備するもの
- キーキャッププーラー(キーキャップを外す道具)
- スイッチプーラー(ホットスワップ対応の軸を外す道具)
- 新しい軸とキーキャップ
🛠 交換の流れ
⓪ 交換前のKeychron K8 Pro
2022年頃に購入したものです。茶軸を使ってました。

① キーキャップを取り外す
キーキャッププーラーを使って、すべてのキーキャップを慎重に外します。

② スイッチを取り外す
Keychron K8 Pro は ホットスワップ対応 なので、スイッチプーラーを使って軸を簡単に取り外せます。

③ Silent 赤軸を取り付ける
新しい軸をソケットにしっかりはめ込みます。赤軸は軸の色が鮮やかに見えます。

④ 新しいキーキャップを装着
ダブルショット PBT キーキャップを1つずつ取り付けます。

4. 使用感レビュー
🔹 打鍵感: Silent 赤軸はスムーズで静かコツコツとした打鍵音です。
PBTキーキャップはサラサラとした触りごごちがある
🔹 静音性: 以前使っていた茶軸よりも音がかなり抑えられています。
職場で使っても全く気にならないレベルです。
🔹 デザイン: PBTキーキャップで見た目も質感も向上。
文字のサイズがABSのキーキャップよりも大きく、視認性が高いように思います。
5. 打鍵音比較(茶軸 vs Silent 赤軸)
茶軸(動画は、Keychron Q1 Pro)
かなりカチャカチャと音がなり、職場にはそぐわないと思います。自宅専用で使っています。
コトコトとした打鍵音で個人的にとても好きです。職場などでの使用にも耐える静音性だと思います。
5. まとめ
✅ 静音キーボードを求める人におすすめ!
✅ PBTキーキャップで耐久性UP!
✅ ホットスワップ対応なら簡単にカスタマイズ可能!
Keychron K8 Pro はカスタマイズ性が高く、自分好みに調整できるのが魅力です!
ぜひ、あなたもカスタマイズしてみてください!
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