Logicool MX Anywhere 3S レビュー:高性能モバイルマウスの進化

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はじめに

Logicoolの人気モバイルマウス「MX Anywhere」シリーズの最新モデル、「MX Anywhere 3S」(ペイルグレー)を購入しました。前モデルのMX Anywhere 3(グラファイト)も所有しており、実際に使い比べながら進化点をレビューしていきます


外観とデザイン

MX Anywhere 3Sは、前モデルとほぼ同じデザインです。コンパクトで持ち運びしやすく、手にフィットする形状は健在です。マウスの左側についているショートカットボタンは、押したままスクロールすることで、横に移動できるため、本業でExcelで作業を行うことがが多い私にとって欠かせない機能です。


主な進化ポイント

  1. 静音クリックの採用
    最大の進化は、クリック音の静音化です。MX Anywhere 3ではクリック音がしっかりと鳴るタイプでしたが、3Sではほぼ無音(コトコトといったクリック感です。)といえるレベルまで静かになりました。オフィスやカフェ、深夜の作業時にも気兼ねなく使えるのは大きなメリットです
  • MX Anywhere 3(旧モデル)のクリック音
  • MX Anywhere 3S(新モデル)のクリック音
  1. 8,000DPIの高精度センサー
    センサーの性能が向上し、DPIが最大8,000まで対応するようになりました。4Kモニター環境でもカーソルの移動がスムーズになり、作業効率が向上します。特に、広いデスクトップ環境での作業では、この精度の高さを実感できると思います。といっても、8,000DPIでは感度が高すぎて、使う機会はなさそうです。
  2. Logi Options+対応
    Logicoolの新しい設定ソフト「Logi Options+」に対応し、ボタンのカスタマイズやスクロールの微調整がより直感的に行えます。
    複数デバイス間のスムーズな切り替えも変わらず便利で、デスクトップはWindowsでノートパソコンはMacと、OSを両方を使用している私の環境でもストレスなく使えます

使い勝手とバッテリー持ち

MX Anywhere 3Sは、USB-Cでの充電に対応しており、バッテリーの持ちは非常に優秀です。一度のフル充電で約70日間使用可能とされており、実際の使用でもバッテリー切れを気にすることはほとんどありません。
また、MagSpeed電磁気スクロールは引き続き搭載されており、1秒間に1000行もの高速スクロールもの、スムーズかつ高速なスクロールが可能です。細かい作業から大量のドキュメント処理まで快適にこなせます。


MX Anywhere 3との比較

項目MX Anywhere 3MX Anywhere 3S
クリック音あり(カチカチ音)静音クリック(ほぼ無音、コトコトとした音)
最大DPI4,000 DPI8,000 DPI
ソフトウェアLogi OptionsLogi Options+
バッテリー持ち約70日約70日
充電方式USB-CUSB-C
MagSpeedスクロールありあり

まとめ:買い替えの価値はある?

MX Anywhere 3Sは、静音クリックと8,000DPIセンサーの搭載によって、より快適な操作が可能になりました。特に、

  • 静かな環境で作業したい人
  • 高解像度ディスプレイでの作業が多い人

には大きなメリットがあります。

一方で、すでにMX Anywhere 3を持っていて、クリック音が気にならない場合は、無理に買い替える必要はないかもしれません。それでも、最高のモバイルマウスを求めるならMX Anywhere 3Sは間違いなくおすすめです。

以上、実際に使用したレビューでした!

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